白髪は抜かないほうがいい?対策にはカラーリングと白髪染めどっち 食べ物は?

白髪を見つけると我慢できずに抜いてしまう人がほとんどですよね。

白髪は抜くと増えると言う人もいますが、抜かないほうがいいのでしょうか?

また白髪対策で髪を染める時、カラーリングと白髪染めどっちがいいのでしょう。

白髪にいい食べ物ってあるのでしょうか?

そこで、白髪の疑問点や白髪の進行を遅くするための対策の食べ物について紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

白髪は抜かないほうがいいの?

毎日鏡を見る機会って何回もありますが、その度に白髪が気になって思わず抜いてしまうという人は多いのではないでしょうか。
サッと抜いて、白髪がなかったことにしたいその気持ちわかります。

しかし一方では、「白髪は抜くと増える」という言葉も耳にすると、本当なら大変、えらいこっちゃと心配になってしまいますよね。

そこで、白髪は抜かないほうがいいのか、抜いても大丈夫なのか紹介します。

始めに結果を先にお知らせしますね。

白髪を抜いたからといって、白髪が増えることはありません。」とのことです。
だから、「白髪を抜くと増える」とよく耳にする話は嘘ということになります。

今まで、1本白髪を抜くと、アッと言う間に2本、3本と増えていくのかなぁ~と心配したり、または、何だが最近増えてるかもと感じている人がいたら、それはただの目の錯覚のようですよ。
わかってちょっと安心ですね。

ただ、「白髪を抜いても増えない」からと白髪を見つける度にいつものように白髪を抜いていると後々大変なことになってしまいます。

実は白髪に限らず、髪の毛を抜くことはやめましょう。
次の新しい髪を作る準備のために、自然と髪が抜け落るのは問題はありません。

鏡を見て白髪が数本、自分で数えられるうちはサッと抜いてしまうことで、白髪のケアをしているような気持ちになりますよね。

しかし、成長途中のまだ抜け落ちる前の白髪を抜く行為は、大切な毛根を傷つけてしまう原因になるのです。

通常、1つの毛根から2~3本の毛が生えています。

仮にこの3本の中の1本が白髪だったとします。
この1本の白髪を無理やり抜いてしまうと、抜いた衝撃で残り2本の黒髪にもかなりの負担がかかってしまうのです。
まだ抜け落ちる時期でない白髪を無理やり抜くことで毛根が炎症を起こし、将来毛髪が再び生えなくなったり(脱毛)する原因になってしまう可能性があるので要注意なのです。

白髪対策で髪染めはカラーリングと白髪染めどちらがいいの?

白髪が気になった時、一番手っ取り早い白髪対策は髪を染めてしまうことですよね。

でも、ドラックストアなどの髪染めコーナーに行くと、カラーリング(おしゃれ染め)と白髪染めが並んでいます。
どっちを選んだらいいのか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。

このカラーリング(おしゃれ染め)と白髪染めの違いはなんでしょう。

白髪染め

白髪染めは、白髪を隠す事がメインです。

白髪染めの色が白髪にしっかり入ってしまうので、ダーク系な色で一度染めてしまうと後で明るくしたいと思っても、明るくするには時間がかかります。

色のトーン(暗い色か明るい色に行ったり来たり)を頻繁に変えることは中々できませんが、色味のもちは白髪染めのほうが良いです。

白髪の分量が多い場合は白髪染めの方がキレイに染まるでしょう。

カラーリング(おしゃれ染め)

カラーリング(おしゃれ染め)は、明るくすることがメインです。

白髪の分量が少ない場合は、髪を明るくしてまだまだおしゃれを楽しみましょう。

白髪染めは避け、カラーリング(おしゃれ染め)を使用しましょう。

白髪の進行を遅くするための対策に良い食べ物

発見した白髪を抜くことができないのなら、せめて白髪の進行を遅くしたいですよね。

白髪が生えてくる原因の一つに髪や頭皮の栄養が足りなくなる事が考えられます。
また、白髪の進行を遅くするために日常の生活でできることは、食生活を見直し、白髪の予防や改善に効果があるとされる食べ物から栄養素をしっかり取ることです。

髪の成分はタンパク質(約8割)、水分、脂質、ビタミン、ミネラルです。

このことから、白髪予防や白髪の進行を遅くするために良い食べ物は次の通りです。

タンパク質

髪の毛の約8割がタンパク質でできているので、良質なタンパク質を取ることで健康な髪を作るのに役立ちます。

・肉魚
・卵
・牛乳
・豆類 など

ビタミン

若返りのビタミンと呼ばれ、抗酸化作用が強いです。

・うなぎ
・アーモンド など

ビタミンC

髪にとって大切なタンパク質から細胞同士を結びつけるコラーゲン作成に役立ちます。

・赤ピーマン
・アセロラ
・ブロッコリー など

ビタミンB群

髪や頭皮のために役立ちます。

◇B2
・レバー

◇B6
・バナナ

ミネラル(鉛)

髪を作るタンパク質の合成に必要不可欠です。

・カキ
・ホタテ
・豚レバー
・高野豆腐
・納豆 など

カルシウム

髪の毛を黒くする細胞を活性化し、マグネシウムと一緒に取るとさらに良いです。

・乳製品
・小魚
・大豆製品
・海藻類
・モロヘイヤ など

亜鉛

髪を黒く染め、パサつきを抑える健康な髪を作るアミノ酸の合成に必要です。

・牛肉
・豚肉
・鶏肉
・カキ
・ゴマ
・卵
・納豆 など

メラニン色素を活性化させます。

・鶏レバー
・カキ
・納豆
・アーモンド など

体を温める食べ物

冬に自然環境の中で収穫できる作物が体を温めてくれる食べ物です。

・根菜類
・柿
・ニンニク
・栗
・サツマイモ など

黒い食べ物

・黒ゴマ
・黒豆
・ひじきなど

これらを食品を食べることで、白髪予防や白髪の進行を遅くする改善効果があると言われています。
どれか一つを取り続けるのではなく、毎日バランスの良い食事を取るように心がけましょう。

やはり和食がおすすめです。

まとめ

白髪を見つけると一気に気持ちが暗くなりますが、毎日の生活の中でストレスを溜めず、バランスの良い食事を取り、適度な運動を行い、しっかりと睡眠を取ることで、白髪の進行を遅らせましょう。

考えこむのは止めましょう。
それこそストレスが白髪を増やす原因にもなりますよ。

白髪染めという強い味方がいるのです。

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