雪道で滑らない歩き方のコツと靴の対策でブーツは安全?

雪の心配をする季節になりました。

雪が降って喜ぶのは子供とウインタースポーツを楽しまれている方でしょうか。

特に雪に慣れていない地域では、本当に通勤が大変で歩くのは一苦労です。

駅の改札や階段、凍った道路、建物の入口など危険な場所ばかりです。

そこで、雪道で滑らない歩き方のコツや靴対策、ブーツは安全なのかについて紹介します。

雪が降る前にしっかり確認し準備しておきましょう。

参考になれれば幸いです

では本題に入りましょう。

雪道で滑らない歩き方のコツ

雪が降ってくると子供は喜び、大人は憂鬱になります。

滑らないようにしなくっちゃ、転ばないようにしなくっちゃ、心配は尽きませんよね。

でも、雪の降り始めはまだまだ大丈夫なんです。
ほとんど滑ることはありません。

 

問題なのは、雪が降った次の日以降です。
たくさんの人が行き交う場所では、雪が踏み固められその場所がツルッツルに凍ってしまいます。

道路、駅の改札、歩道橋の階段、建物の入口などは特に滑りやすく危険がいっぱいです。

少しでも気を抜いたらツルッっと滑ってしまいます。
尻もちだけで済めばまだ良しですが、捻挫や骨折する可能性もあるので注意が必要です。

そこで、滑らない歩き方のコツを紹介します。

滑らないように歩く、歩き方のポイントは5つです。

重心

体の重心は前に持ってきます。

体の重心が後ろにかかってしまうと、いとも簡単に滑って尻もちをついてしまいます。

膝に余裕を持たせる感じで、腰をちょっと落としたイメージで歩いてみましょう。

靴の裏

はんこを押す時のイメージを想像してください。

地面に対して足は垂直にガッと下ろしましょう。

普段通りに、かかとからの着地やつま先で歩くのはとても危険です。

靴と道路の接着面を広く大きくすることが重要です。

歩幅

普段通りに大股でサッサと歩くなんて危険だし、そんな歩き方はしたくてもできませんよね。
要は小股で歩きましょう。

歩幅は小さくちょこちょこと、ペンギン歩きがおすすめです。

道路が滑りやすい状態の時は、体のバランスを取るのがとても難しいので、傘なしで歩きましょう。

雪が降っていると傘をさしたくなりますが、パーカーを着たりコートのフードやニット帽を被ったりましょう。

持ち物

雪が降っている日や、道路に雪が解けてなくなるまでは、おしゃれなバッグはちょっと我慢してリュックにしましょう。

背中にしょっていれば背中の真ん中に荷物がくるので、体のバランスが取りやすくなります。

また滑りそうになった時、体制を立て直すためには両手は空けておく必要があります。

しっかり手袋をしましょう。
手をポケットに入れてるなんてことはNGです。

雪道での靴の対策

雪道で転倒事故が多いのは、朝6 ~ 9時までの通勤時間帯です。

この時間帯に道路は凍結しやすいので、普段の通勤靴やヒールで歩くのはスケートリンクを歩くようで大変危険なんです。

いざという時の雪道での靴対策を紹介します。

滑りやすい場所を認識

滑りやすい場所を自分自身が認識することで転倒は防止できます。

家の玄関前から道路にかけて大丈夫ですか?
駐車場の入口や横断歩道、車の出入りがある歩道や、バスやタクシーの乗降場所、地下鉄駅や地下街からの出入口付近は要注意場所です。

靴底のチェック

関東より南の地域の人は雪道に慣れていません。
このため、靴は実用性よりもフッション性や防寒性で選んでいる人がほとんどではないでしょうか。
靴底をチェックをすると、全く溝がないものや滑り止めがついていないものがほとんどかもしれませんね。

「大丈夫、スニーカーがあるから。」と思われるかもしれませんが、一般的なスニーカーの靴底は溝が浅いものが多く、雪道には不向きなものがほとんどなのです。

理想な靴底

では、理想的な靴底について紹介します。

.靴底全体に小さな深い溝があるもの

.靴底に3~5カ所ポイントが着いているもの

.靴底が滑らない素材(セラミック、ゴム、スパイクなど)でできているもの

.靴底のパターンが細かいもの

滑りにくいビジネスシューズを用意

見た目が普通のスノービジネスシューズが男性におすすめです。

職場では、雪道に対応できるゴツい靴底を持つ靴は履けませんよね。
替えの靴を持って行くのも荷物になります。

スノービジネスシューズは、靴底全体が滑り止め加工になっているのです。

デザインもレースアップシューズの他にローファータイプもあります。

 

女性には、防滑パンプスやショートブーツなどがおすすめです。

インターネットで購入できるので、雪が振る前に準備しておくのが良いでしょう。

雨用の滑り止め加工もあるので、間違わないで必ず雪用の滑り止め加工を選びましょう。

簡易式滑り止めを活用

急な積雪の場合などは、帰宅時が大変です。
このような場合に安全便利なのが、簡易式滑り止めです。

簡易式滑り止めは色々なメーカーから出ています。

つま先全体をスパイクソールでカバーできる「コロバンド
靴底中央にセットする「靴用スノーチェーン
ガラス繊維の薄型滑り止め「スタッドレスバンド

 

どれもコンパクト軽いので、バッグの中やデスクの中に準備しておけば安心です。
お値段もどれも購入しやすい値段なので家族全員の分を用意することも可能でしょう。

 

ちなみに、
私はつま先全体をスパイクソールでカバーできるタイプの物を毎年使っています。
これを購入してからは、雪道を歩くのがあまり苦にならなくなりました。

雪道にブーツは安全?

靴底が凹凸や大きめのギザギザになっていればブーツでも安心して履いてOKです。

しかし、ブーツは冬靴ですが防寒機能が主なので、滑り止めが付いていないブーツも多いことを忘れないでください。

今持っているブーツの靴底は早めにしっかり確認しておきましょう。

まとめ

雪の降った翌日は通勤が大変です。
降ってから何かをそる得るのはとても大変です。

在庫不足で購入出来なかったと言う人も多いですよ。

シーズン最初に歩き方のコツを確認し、購入するものは在庫がある時に事前準備しておき、雪が降っても大丈夫なようにしておきましょう。
心に余裕を持って行動すれば、雪道も怖いことはありません。

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万が一転んでもいいように帽子や手袋を着用し、転ぶ時はおしりから落ちましょう。