昔ながらの日本の美しい風習である「十五夜」、「十三夜」、今年はいつなのでしょう。

十五夜は満月ではないと言いますが本当なのでしょうか。

また、どんなお供え物がいいのでしょう。
意味はあるのでしょうか。

そして食事は何を食べるのがいいのでしょう。

そこで、今年の十五夜、満月、十三夜の日にち、お供え物とその意味、おすすめのけんちん汁とさんまついて紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

今年(2017年)の十五夜はいつになる?

空が最も澄む秋の日、一年で1番キレイな月を見ることができるのが十五夜です。

そんな気になる十五夜ですが、今年(2017年)はいつになるのか紹介しますね。

・2016年(平成28年) 9月15日(木)でした。
・2017年(平成29年) 10月4日(水)
・2018年(平成30年) 9月24日(月)
・2019年(平成31年) 9月13日(金)
・2020年(平成32年) 10月1日(木)
・2021年(平成33年) 9月21日(火)

十五夜は、毎年旧暦の8月月15日になります。

今の暦では9月7日 ~ 10月の8日頃です。
毎年この期間のいずれかに十五夜がやってきますよ。

十五夜は旧暦の日付で決まるため、今の暦だと上記の通り日にちは毎年少しづつ変わることになるのです。

 

旧暦では7月、8月、9月が「秋」とされています。

旧暦の秋とされていた、中間の8月を「仲秋(ちゅうしゅう)」といい、さらに仲秋の真ん中の日である8月15日を「中秋」ということから、旧暦の8月15日の十五夜が「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ばれるのです。

また、十五夜は里芋などをお供えすることから「芋名月(いもめいげつ)」とも言われます。

十五夜は満月ではない?

ところで、十五夜 = 満月だと思っている方が多いのではないでしょうか。

私は、「十五夜は満月!」と子供の頃から信じて疑っていませんでした。
だから、「十五夜は必ずしも満月ではない。」とわかった時はちょっとがっかりしちゃったのをおぼえています。

 

月と地球の公転軌道の関係で新月から満月までの日数は一定ではないためズレるとのことです。

だったら満月はいつなのか知りたいですよね。

それでは、今年の十五夜と満月の日にちにどれくらいの差が生じるのか紹介しますね。

・2016年  十五夜(9月15日)  満月(9月17日)でした。
・2017年  十五夜(10月4日)  満月(10月6日)
・2018年  十五夜(9月24日)  満月(9月25日)
・2019年  十五夜(9月13日)  満月(9月14日)
・2020年  十五夜(10月1日)  満月(10月2日)
・2021年  十五夜(9月21日)  満月(9月22日)

毎年上記の通り、十五夜と満月の日にちは同じではなく、1日前後ずれている時が多いのです。

今年は正真正銘の満月を夜空を見て確認しましょうね。

十三夜はいつになる?

さらに日本では、「十五夜」の1ヶ月後の旧暦の9月13日にもお月見をする日本独自の風習「十三夜」があります。

今年(2017年)の十三夜はいつになるのか紹介しますね。

・2016年(平成28年)10月13日(木)でした。
・2017年(平成29年)11月1日(水)
・2018年(平成30年)10月21日(水)
・2019年(平成31年)10月11日(水)
・2020年(平成32年)10月29日(水)
・2021年(平成33年)11月1日(水)

十三夜は旧暦の9月13日のお月見のことで、こちらも毎年日付は変わります。

十五夜には芋をお供えしますが、十三夜ではこの時期に収穫される栗を供えすることから、「栗名月(くりめいげつ)」とも呼ばれています。

 

十三夜は十五夜に次いで月が美しいと言われていて、十五夜と十三夜の両方のお月見をするのが良いとされています。
だから、どちらか一方のお月さましか見ないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いと言われます。

 

「十五夜は10回に9回は晴れない。」と言われるほど晴れにくいのですが、十三夜は「十三夜に曇りなし。」と言われるほど晴れやすいので、ぜひ今年は両日お月見をして縁起を担いでみましょう。

十五夜のお供え物にはどんな意味があるの?

お月見にはお供え物が必要不可欠です。

では、お月見をする時にお供え物をするのはどうしてなのか紹介します。

お月見にお供え物をする意味

お月見にお供え物をする意味は、月が風雅の対象だけでなく、信仰の対象でもあったからなのです。

そしてそのお供え物にはそれぞれに意味があるのです。

 

お供え物として、まず思い浮かぶのがお団子やススキ、そしてこの時期に収穫された野菜や果物などですね。

お供え物 団子の意味

豊作の祈願と収穫感謝し、お米の粉で作った団子を月に似せお供えしたのが月見団子の始まりと言われています。

お月さまと同じように丸い月見団子をお供えして収穫の感謝し、そのお団子を食べることで健康と幸せを得ることができると考えられているのです。

お供え物 ススキの意味

すすきは稲穂に似ていることから、お米の豊作を願い月の神様を招く依り代(よりしろ)として供えられます。

本来は月の神様の依り代は稲穂なのですが、お月見の時期には稲穂が無かったので、稲穂に似たススキをお供えするようになったと言われています。

また古くからススキには、魔除けの力があると信じられていて、お月見に供えたススキを軒先に吊るすと1年間病気をしないという言い伝えも残っています。

※依り代とは
神霊がよりつく対象物のことです。

お供え物 その他の意味

月見団子やススキの他にお供えするのは、その時期にとれた野菜や果物です。

特に葡萄などのツルものは、月と人との繋がりが強くなると言われている縁起の良いお供えものです。

 

十五夜には里芋やさつまいもなど。
十三夜には栗や枝豆など。

十五夜や十三夜は、里芋などの芋類や、栗や豆類の収穫に感謝し祝う行事でもあるのです。

お供え物をお供えしたた後は?

お供え物はお供えた後に、家族みんなでいただきましょう。
食べていいんですよ。

お供えしたものを頂くことで、神様との結びつきが強くなると考えられているので、お供えをして、自然の恵みに感謝しながら頂くと、きっといつもよりおいしく感じることでしょう。

十五夜にはどんな食事を食べる?

十五夜の食事については、特に「これを食べる!」という決まりはないようです。

 

しかし、私の母は、私が幼い頃から「十五夜には、けんちん汁とさんまよ!」と言っていました。
だから、毎年あつあつの美味しいけんちん汁とさんまが食卓に上がっていました。

私の十五夜の食事は、幼い頃から大人になり母となった今でも、毎年変わることなく決まっています。

 

「けんちん汁とさんま」です。
これしか考えられません。

この「けんちん汁」と「さんま」の組み合わせを調べてみました。

やはり全国的なものではないらしく、栃木県、群馬県南部地方の習わしのようです。

ちなみに、
私の母は群馬県出身です。

十五夜におすすめの食事

そこで、皆さんには、次のような組み合わせをおすすめします。

特に「これを食べる!」という決まりはないのなら、せっかくのお月見です。

今年の夕食は、
・栗ごはん
・けんちん汁
・さんま

デザートに、
・お団子
・葡萄

このメニューなら、里芋、栗、団子、葡萄すべていただくことがで、縁起がいいですよね。

こちらの記事も参考にしてください。
十五夜月うさぎ伝説の由来 うさぎはなぜ餅つきをしてるの?海外では?

まとめ

年に1度のお月見です。

部屋の照明を消し、美しい月を眺めながら家族みんなでキャンドルを灯して月うさぎを探してみたり、月の話(月うさぎ伝説)で盛り上がってみましょう。

 

お月さまやお供えものを眺めながら食卓を囲み、「栗ごはん」「けんちん汁」「さんま」、デザートに「お団子」と「葡萄」を頬張って、今年はいつもと違う十五夜をにしてみましょう。