母の日にふさわしい人気の花と、花束と鉢植えそれぞれのメリットや花言葉およびブリザードフラワーについてお伝えします。
プレゼントするお花の種類やタイプそれぞれの特徴や花言葉を知り、お母さんにピッタリのお花を選びましょう。
花束の特徴は一言でいうと「ゴージャス」です。
何しろ花束はインパクトが大きいですよ。
花の長い茎をそのまま束ねるので、お花が大きく見えますよ。
花を包む資材は花をつつむペパーとリボンのみなので、同じ金額のアレンジメントに比べると、花束の方がたくさんのお花を贈ることが出来るのです。
人気第1位 カーネーション
【花言葉】
・赤いカーネーション(母への愛)
・ピンクのカーネーション(女性の愛・熱愛・美しいしぐさ)
・黄色いカーネーション(軽蔑)
・白いカーネーション(純粋な愛・私の愛は生きています)
母の日を象徴するお花といったらカーネーションです。
これは誰でも知っているといっても過言ではないでしょう。
母の日は、アメリカに住む少女「アンナ」がお母さんの死に遭遇したことで、生前にお母さんを敬う機会を設けようと働きかけたのが始まりです。
お母さんが大好きだった白いカーネーションをたむけたことがきっかけとなり、お母さんが健在であれば赤いカーネーションを、亡くなっていれば白いカーネーションを胸に飾るようになったのです。
ですが、赤と白と区別を生むのはどうなのか?
お母さんがいない子供さんへの配慮から、「赤いカーネーション」が一般化したそうです。
しかし現在ではカーネーションの色も多彩になっているので、赤いカーネーションにこだわらないで、いろんな色のカーネーションを贈る人が増えています。
お母様ならご存じかもしれないですけど、
⇒ カーネーションの鉢植えの手入れ方法と育て方 植え替え時期や冬越しは?
鉢植えでプレゼントしたら、少しアドバイスしてあげると良いかも。
「枯れたらどうしよう・・・」と心配されるお母様もいらっしゃるので「気にしなくていいから!」という気持ちでプレゼントするのがいいですね。
ただ、健在しているお母さんに「白いカーネーション」を贈るのはタブーとされているので、そこは気をつけて押さえておいてくださいね。
人気第2位 バラ
【花言葉】
・赤いバラ(あなたを愛してます・愛情・美・情熱・熱烈な恋)
・白いバラ(純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬)
・ピンクのバラ(しとやか・上品・感銘)
・黄色いバラ(愛情の薄らぎ・嫉妬・友情)
バラの見た目の華やかさは、数あるお花の中でも群を抜いています。
オーデコロンやルームスプレー、ハンドクリームなどの商品にも好まれて使われ、癒し効果のあるお花です。
このようなバラは、母の日のようなスペシャルな日にはぴったりのお花になります。
豪華で華やかな雰囲気が好きなお母さんなら喜んでくれること間違いありません。
ただ、カーネーションほど長くは持たないかもしれませんが、その瞬間を楽しみ幸せな気分にしてくれるのも花束の醍醐味と考えられるので、日持ちは気にする必要はないと思います。
人気第3位 ユリ
【花言葉】
・白いユリ(純潔・威厳)
・赤、ピンクのユリ(虚栄心)
・黄色いユリ(偽り・陽気)
・オレンジのユリ(華麗・愉快・軽率)
大輪の花を咲かすユリの存在感はバツグンです。
圧倒的な迫力、優雅な佇まいには目が釘付けになっちゃうといっても過言ではありません。
ただユリは香りが強いです。
お部屋中がユリの香りでいっぱいになるので、ユリの香りを好まない人にはちょっときついかもしれません。
鉢植えの鉢花は土に植えられた根のあるお花なので、育てる楽しみがあり長く観賞できます。
お花の種類によっては、翌年以降も咲かせることができるので、いつまでも楽しむことが出来ます。
人気第1位 紫陽花
【花言葉】
・移り気
・冷淡
・辛抱強さ
・冷酷
・無情
・高慢
紫陽花の花言葉を知ると「えっ? 母の日にふさわしいの?」と思ってしまいますが、ここはあまり気にせず行きましょう。
紫陽花は、これからやってくる梅雨にかけて一番の見頃を迎えます。
丸いフォルムが愛らしくかわいいお花です。
紫陽花は丈夫で育てやすいので、長年にわたって楽しんでもらえるお得なお花でもあるのです。
鉢植えでしばらく楽しんで、その後地植えにして大きく育ててもらうのも良いかもしれません。
もちろん鉢植えのままでも素敵です。
⇒ 鎌倉の紫陽花 明月院へのアクセスと見頃&混雑状況や穴場スポット
⇒ 鎌倉長谷寺へのアクセスとあじさいの見頃 ランチは絶景レストランがおすすめ
母の日に、一緒に紫陽花を観賞しにお出掛けするのもおすすめです。
参考にしてくださいね。
人気第2位 クレマチス
【花言葉】
・精神の美
・旅人の喜び
・策略
クレマチスの魅力はパッと弾けるように開いたお花が、次から次へどんどん咲いていくことです。
私の母が大好きなお花で、以前母の日に2回お花の色を変えて贈っています。
母が庭に地植えにしたのですが、植えしっぱなしでもたくましく蔓がグングンと伸び、毎年増え続け今では大量の花がお庭を華やかにしてくれています。
個人的にはクレマチスが一押しのお花です。
人気第3位 胡蝶蘭
【花言葉】
・白い胡蝶蘭(清純)
・ピンクの胡蝶蘭(あなたを愛してます)
胡蝶蘭はお祝い事にはかかせない高貴なお花です。
だから母の日にも人気のお花になります。
連なったお花って他ではなかなか見ることはできません。
ただ、他のお花に比べるとちょっとお値段は高いです。
きちんと育てれば翌年もお花を咲かせてくれるので、お花を育てるのが得意なお母さんだったら頑張って奮発しても良いでしょう。
ブリザードフラワーは生花を加工した、生花さながらの美しさやみずみずしさを保つ魔法のお花です。
水やりなどの手間が一切いらないので、生花に比べて大胆でスタイリッシュなアレンジメントが可能です。
身近に美しい状態で置き楽しむことができるので、最近はインテリアやメモリアルフラワーとして大人気です。
⇒ 母の日のプレゼント80代の施設で暮らす母に贈るおすすめの品物や手紙
(こちらでも実際の体験を書いていますので参考にして下さい。)
ただ、プリザーブドフラワーは湿気に弱いので、高温多湿の場所はNGです。
色移りやカビの原因になってしまうので気をつけましょう。
夏場は、冷房のよく効く部屋で風が直接当たらない場所に飾りましょね。
直射日光は苦手です。
白いプリザーブドフラワーは黄色く変色してしまう危険性があるので、避けた方が無難かもしれません。
ただケースに入ったタイプを選べば、あまり気にしまくても大丈夫です。
他のお花に比べるとお値段は少々お高く感じるかもしれませんが、手間いらずでお母さんの手元にずっと置いておけることを考えたらお値段は気にならなくなりますよ。
私は2年前から母にブリザーブドフラワーを贈り喜んでもらっています。
お母さんの好みのあった、母の日にふさわしいお花を選んでくださいね。
しかし、どんなお花を選んでも、あなたが迷って決めてくれたお花をお母さんは喜んでくれますよ。
⇒ 切り花を長持ちさせる方法と花の種類 熱湯の湯あげや10円玉に効果ある?
こちらの記事も参考にして、切り花をできるだけ長持ちさせる方法も一緒にお母さんに教えてあげましょう。