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卒塔婆(塔婆)を立てる意味 いつ立てるもので処分方法は?

<p>卒塔婆(塔婆)とはどんなものなのか、立てることの意味と立てる時期や期間や処分方法についてお伝えします。<&sol;p>&NewLine;<p>墓地や霊園でよく目にする塔婆の事を知った上で、心のこもった供養をしましょう。<&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more--><&sol;p>&NewLine;<h2>卒塔婆(塔婆)を立てる意味は?<&sol;h2>&NewLine;<p>卒塔婆(そとうば・そとば)は略して塔婆(とうば)ともいい、<span class&equals;"black b">仏塔のこと<&sol;span>を意味します。<&sol;p>&NewLine;<p>卒塔婆とは、<span class&equals;"red b">故人の追善供養(ついぜんくよう)のため<&sol;span>に用いるもので、塔の形をした細長い板の形をしています。<br &sol;>&NewLine;一般的にはお墓の後ろに立てることが多いようです。<&sol;p>&NewLine;<h3>追善供養とは<&sol;h3>&NewLine;<p>追善供養とは、<span class&equals;"black b">「生きている人の善行が故人の善行にもなる」という考えから行われるもの<&sol;span>です。<&sol;p>&NewLine;<p>仏教では<span class&equals;"red b">卒塔婆を立てることが善行<&sol;span>であるため、<span class&equals;"black b">法要・お盆・お彼岸・命日といった際に卒塔婆を用意する<&sol;span>のです。<&sol;p>&NewLine;<p>卒塔婆を立てる人に決まりはありません。<br &sol;>&NewLine;家族はもちろん、親戚、故人の友人でもいいのです。<&sol;p>&NewLine;<h3>卒塔婆を立てることが追善供養になるのはなぜ?<&sol;h3>&NewLine;<p>卒塔婆を立てることが追善供養になると考えられているのは、<span class&equals;"black b">卒塔婆の起源に由来<&sol;span>しています。<&sol;p>&NewLine;<h4>卒塔婆の起源<&sol;h4>&NewLine;<p>卒塔婆の起源は、古代インドの言葉であるサンスクリット語の<span class&equals;"red b">遺骨を納める塔を意味した「ストゥーパ」<&sol;span>にあります。<br &sol;>&NewLine;卒塔婆は、この<span class&equals;"black b">「ストゥーパ」という言葉を音訳したも<&sol;span>のです。<&sol;p>&NewLine;<p>ストゥーパとは仏塔とも訳され、お釈迦さまが亡くなった時に弟子たちが、お釈迦さまの骨を8つの国に分けて塔(ストゥーバ)を建てて供養したと伝えられています。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"red b">お釈迦さまの骨を納めた塔(ストゥーバ)<&sol;span>が変化して<span class&equals;"red b">五輪塔になり<&sol;span>、<br &sol;>&NewLine;さらに簡素化して木に文字を書く<span class&equals;"red b">卒塔婆になった<&sol;span>とされています。<&sol;p>&NewLine;<p>五輪塔は供養塔とも呼ばれ供養を表すものなので、簡素化された卒塔婆を立てることで供養になっているということなのですね。<&sol;p>&NewLine;<h3>卒塔婆の頭に五重塔を表す形が刻まれている意味<&sol;h3>&NewLine;<p>卒塔婆の頭の形は五輪塔のかたちがもとになっていています。<br &sol;>&NewLine;<span class&equals;"red b">「地・水・火・風・空」<&sol;span>の五重塔を表す形が刻まれて、仏教の世界観が表現されているのです。<&sol;p>&NewLine;<p>仏教では、この<span class&equals;"black b">地・水・火・風・空の5つの要素がこの世界を構成している<&sol;span>とされ、<span class&equals;"red b">人間もこの5つの要素によって生かされている<&sol;span>と考えられているのです。<&sol;p>&NewLine;<p>このようなことから、<span class&equals;"black b">卒塔婆を立てることは五重塔を建てることを意味<&sol;span>しています。<br &sol;>&NewLine;卒塔婆を立てるのは、<span class&equals;"red b">お墓の中にいる故人1人1人を供養するため<&sol;span>です。<&sol;p>&NewLine;<h3>卒塔婆に書かれている言葉の意味<&sol;h3>&NewLine;<p>卒塔婆に書かれている文字を読もうとしても、記号のような文字が書かれていたりして何が書かれているはっきりわからないですよね。<br &sol;>&NewLine;宗派や寺院によって書かれている内容も異なるようですが、一般的に細長い板状にはどのような言葉がかかれているのか紹介しますね。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【戒名(かいみょう)】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;故人の戒名が書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【没年月日】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;故人の命日が書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【経文(きょうもん)】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;仏教の経文(宗派によって経文は異なる)が書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【梵字(ぼんじ)】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;<span class&equals;"black b">キャ・カ・ラ・バ・ア<&sol;span>という5つの梵字が書かれます。<br &sol;>&NewLine;5つの梵字は感じに当てはめると、<span class&equals;"red b">「地・水・火・風・空」の意味<&sol;span>になります。<br &sol;>&NewLine;さらに、供養日に縁ある梵字が1文字書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【施主名】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;卒塔婆を依頼した人の名前が書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"black b">【供養年月日】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;卒塔婆を立てた年月日が書かれます。<&sol;p>&NewLine;<p>また、裏面には大日如来(だいにちにょらい)を表す梵字が書かれていることもあります。<&sol;p>&NewLine;<p>一般的に卒塔婆の文字は墨で書かれていましたが、近年はプリント印刷をしているケースもあるそうですよ。<&sol;p>&NewLine;<h2>卒塔婆はいつ立てるもの?<&sol;h2>&NewLine;<p>卒塔婆はご先祖様や故人を供養するためのものなので<span class&equals;"red b">いつ立てても良い<&sol;span>とされています。<br &sol;>&NewLine;立てるタイミングに決まりはありません。<&sol;p>&NewLine;<&excl;-- WP QUADS Content Ad Plugin v&period; 2&period;0&period;93 -->&NewLine;<div class&equals;"quads-location quads-ad1" id&equals;"quads-ad1" style&equals;"float&colon;none&semi;margin&colon;0px 0 0px 0&semi;text-align&colon;center&semi;">&NewLine;&NewLine;<&sol;div>&NewLine;&NewLine;<p>基本的に卒塔婆をいつ立てるかは、<span class&equals;"red b">各家庭または個人の自由<&sol;span>なのです。<&sol;p>&NewLine;<p>だから、お墓があるからといって<span class&equals;"black b">必ず立てなければならないものでもありません。<&sol;span><&sol;p>&NewLine;<p>しかし、お寺によっては卒塔婆を立てることを、いつ立てるかを決められていることもあるようです。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"orange b">【私の場合】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;私の実家は卒塔婆を立てるのは法事の時のみなんです。<br &sol;>&NewLine;それに対し、嫁ぎ先はもう頻繁に立ててます。<br &sol;>&NewLine;始めは、なんでそうちょくちょく立てる必要があるんだろうと違和感がありましたが、卒塔婆を立てることでお墓の中にいる故人の供養になっていることを知り納得しました。<&sol;p>&NewLine;<p>卒塔婆をいつ立てるかは、各家庭または個人の自由ということも実家と嫁ぎ先を見て納得です。<&sol;p>&NewLine;<p>ただ、「いつ立ててもいい。」と言われると困ってしまいますよね。<br &sol;>&NewLine;そこで、一般的に卒塔婆がよく立てられるタイミングがあるので紹介しますね。<&sol;p>&NewLine;<h3>卒塔婆を立てるタイミング<&sol;h3>&NewLine;<p>●法事<br &sol;>&NewLine;・四十九日<br &sol;>&NewLine;・納骨式<br &sol;>&NewLine;・お墓の開眼式 など<br &sol;>&NewLine;・一周忌法要 など<br &sol;>&NewLine;●命日<br &sol;>&NewLine;●お盆<br &sol;>&NewLine;●お彼岸<br &sol;>&NewLine;・春彼岸<br &sol;>&NewLine;・お彼岸<&sol;p>&NewLine;<p>※ただし、浄土真宗では卒塔婆を立てるしきたりはないようです。<&sol;p>&NewLine;<h3>卒塔婆はいつまで立てる?<&sol;h3>&NewLine;<p>卒塔婆の<span class&equals;"red b">功徳は「一日」<&sol;span>ということです。<br &sol;>&NewLine;お花やお供物と同様で、<span class&equals;"red b">卒塔婆を立てた時点で供養になっている<&sol;span>のです。<&sol;p>&NewLine;<p>だから<span class&equals;"black b">その都度、処分しても構わない<&sol;span>ということです。<&sol;p>&NewLine;<p>しかし実際には、立ててすぐ処分するのは勿体無いですよね。<br &sol;>&NewLine;お墓にお供えした仏花のように、<span class&equals;"red b">次回お墓参りした時に<&sol;span>処分してあげるのもいいですし、卒塔婆に書かれた<span class&equals;"red b">文字が薄れてきたり<&sol;span>、卒塔婆が<span class&equals;"red b">傷んできたと感じた時<&sol;span>でもいいでしょう。<&sol;p>&NewLine;<p>目安としては、<span class&equals;"red b">白木の色があせるころに<&sol;span>処分するのがいいようです。<&sol;p>&NewLine;<p>しかし、実際には次の卒塔婆を立てるまでそのままにしておいて、<span class&equals;"black b">新たに卒塔婆を立てる時に交換するように<&sol;span>処分する方が一番多いようです。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"orange b">【私の場合】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;私の実家も嫁ぎ先も、新たに卒塔婆を立てる時に交換するように処分する方式です。<&sol;p>&NewLine;<h2>卒塔婆の処分方法<&sol;h2>&NewLine;<p>古い塔婆をどうやって処分したらいいのかわからないという人は多いでしょう。<br &sol;>&NewLine;お寺にお墓がある場合と霊園の場合について確認しましょう。<&sol;p>&NewLine;<h3>お寺にお墓がある場合<&sol;h3>&NewLine;<p>お寺にお墓がある場合は心配ご無用です。<&sol;p>&NewLine;<p>お寺には一般的に<span class&equals;"red b">古い卒塔婆置き場が用意されている<&sol;span>ので、そこに置かせていただきましょう。<br &sol;>&NewLine;お寺のご住職が処分してくれます。<&sol;p>&NewLine;<h3>お墓がお寺以外の場合<&sol;h3>&NewLine;<p>問題なのはお墓がお寺以外の霊園の場合ですよね。<&sol;p>&NewLine;<p>卒塔婆の処分方法は霊園によって定めがそれぞれあるでしょうから、処分を希望する際には<span class&equals;"black b">霊園に必ず確認し従う<&sol;span>ようにしましょう。<&sol;p>&NewLine;<p><span class&equals;"orange b">【私の場合】<&sol;span><br &sol;>&NewLine;私の嫁ぎ先はお寺にお墓があるので、古い卒塔婆置き場にいつも置かせていただいています。<br &sol;>&NewLine;実家は霊園ですが、お寺の檀家になっているので車にのせて菩提寺に持って行き、古い卒塔婆置き場に置かせていただいています。<&sol;p>&NewLine;<h2>まとめ<&sol;h2>&NewLine;<p>卒塔婆はお墓があるからといって必ず立てなければならないものでもなく、いつ立てるかも各家庭や個人の自由です。<&sol;p>&NewLine;<p>ただ、卒塔婆がよく立てられるタイミングとしては、法要や命日・お盆・お彼岸が一般的です。<&sol;p>&NewLine;<p>処分をする際には、お寺や霊園に確認し、それぞれの定めに従いましょう。<&sol;p>&NewLine;<p>今まで知らないまま用意された卒塔婆お墓に立てていた方も、今日からは卒塔婆を立てる意味知ることで、故人への供養がさらに心のこもった供養になるでしょう。<&sol;p>&NewLine;<p> &Implies; <a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;arakannotie&period;com&sol;648&period;html">法事・法要の日程決めは友引でも大丈夫?いつまでやるの?<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p> &Implies; <a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;arakannotie&period;com&sol;8289&period;html">お墓参りに必要な持ち物と仕方 適した時期や時間帯と夕方はダメと言われる理由<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p>法事やお墓参りの参考にどうぞ。&NewLine;<&excl;-- WP QUADS Content Ad Plugin v&period; 2&period;0&period;93 -->&NewLine;<div class&equals;"quads-location quads-ad2" id&equals;"quads-ad2" style&equals;"float&colon;none&semi;margin&colon;0px 0 0px 0&semi;text-align&colon;center&semi;">&NewLine;&NewLine;<&sol;div>&NewLine;&NewLine;

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