麻疹(はしか)が流行していると聞いて予防接種を考える大人は多いようです。

子どもの病気と思われがちですが、大人にも感染し重症化しやすい傾向があると言われていますよね。

でも気になるのが1回受ければいいのか、副作用はあるのか、費用はどのくらいかかるのかでしょう。

また、授乳中のお母さんは母乳を飲んでいる赤ちゃんへの影響もが心配なのではないでしょうか。

そこで、麻疹予防接種の大人が受ける場合の回数、副作用、費用や授乳中に受けてもいいものなのか紹介します。

参考になれれば幸いです。

では本題に入りましょう。

麻疹(はしか)予防接種の回数 大人の場合は?

最近、日本の各地で麻疹(はしか)が流行しているようです。

麻疹は麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。

今までに麻疹にかかったことがあると確実にわかっている場合は、すでに免疫を持っていると考えられるため予防接種を受ける必要はありません
しかし麻疹にかかったかどうかハッキリしない場合は、予防接種を受けた方が安心して生活がおくれるでしょう。

麻疹予防接種は2回接種することを推奨

以前は、予防接種を受けていれば一生麻疹にはかからないと言われていたのですが、近年になって予防接種を受けているのに感染してしまう人が増えているのです。

そこで、昔は幼少期に1回だった麻疹の予防接種を2006年からは、1歳~2歳の間に1回、小学校入学前1年間の間に1回、合わせて2回の予防接種が行われています。

だから大人が麻疹の予防接種を受ける場合も、2回接種することが推奨されています。

麻疹はとても感染力が強い

この予防接種自体は「絶対に2回受けなさい。」という強制的なものではありませんが、麻疹はとても感染力が強いということをおぼえておきましょう。
なんと、毎年猛威を振るうインフルエンザなど比べものにならないくらいの感染力と言われていますよ。

麻疹は空気感染するのですが、例えばコンビニに買い物に行ったとします。
そのコンビニの中に麻疹にかかっている人がいたとしたら、その人に接触していなくても麻疹ウイルスに感染してしまう可能性があるのです。
インフルエンザのように、うがいや手洗いなどでは防ぐことは出来ないのです。

人が感染すると子供よりも重症化しやすい

厄介なことに、大人が感染すると子供よりも重症化しやすいと言われているのですから怖いですよね。

感染してしまった約3割の人が呼吸器の合併症(気管支炎や肺炎)を起こすと言われています。
その中でも重症化した肺炎や、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という難病で命を落とす可能性もあると言うのですから絶対にうつりたくない病気ですね。

 

麻疹にうつりたくない、自分の家族を守りたいと思うのであるならば、ぜひ2回の予防接種を受けましょう。

まずは今まで麻疹(はしか)にかかったことがあるのか、麻疹の予防接種は受けているのか確認してみる必要があるかもしれませんね。

幼少期に麻疹にかかったことがあるのに麻疹の予防接種を接種してしまったとしても、副作用が強く増したりはしないと言われているので安心してください。

 

最後に、厚生労働省はたとえ麻疹の患者さんに接触してしまった場合でも、72時間以内に麻疹ワクチンの予防接種を受けることにより発症を抑えることが可能だとしています。
麻疹の患者さんに接触してしまった時は、ぜひ医師に相談しましょう。

麻疹(はしか)予防接種 大人の副作用や費用はいくら?

麻疹ウイルスを接種することによって、95%以上の人が風疹ウイルスに対する免疫を獲得できると言われています。

また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった5%未満の人に免疫をつけることが出来るというのです。

ただ、このような麻疹ウイルスを接種することによってどんな副作用が出るのか心配ですよね。
また、費用はいくらくらいかかるものなのか気になるでしょう。

麻疹(はしか)予防接種の副作用

麻疹(はしか)予防接種の副作用を紹介しますね。

接種直後から数日中に

接種直後から数日中に現次のような症状がみられることがあります。

・発疹

・じんましん

・紅斑

・かゆみ

・発熱

全身症状として

接種5~14日後に全身症状として1~3日間くらい、だるさ、不機嫌、発熱、発疹がみられることがあります。

局所症状として

局所症状としては接種部位に、発赤、腫張、硬結などがみられることがあります。

とてもまれに

とてもまれにですが、ショック、アナフィラキシー(重度のアレルギー)、急性血小板  減少性紫斑病、脳炎、発熱を伴うけいれんがみられることがあります。

麻疹(はしか)予防接種の費用

定期接種として受けることができるのは生後12~24ヶ月未満と5~7歳の時期ですが、大人が麻疹の予防接種を受ける場合は自己負担料金がかかってしまいます。

少し料金がかさみますが、麻疹の予防のためにはしょうがないですね。

 

医療機関によって若干異なるので、詳しくは受診予定の医療機関に問い合わせてみましょう。

一般的に、1回5,000円 ~ 8,000円前後です。

 

料金がかかるということでためらう人もいるかもしれませんが、大人が麻疹にかかると重症化し命に関わることもあります。
なるべく予防接種を受けて、麻疹の重症化を避けたいですね。

麻疹(はしか)の予防接種を授乳中に受けても大丈夫?

授乳中のお母さんは、麻疹の予防接種を受けて母乳を与えている赤ちゃんに影響はないのかと心配になりますよね。

麻疹ワクチンは生ワクチンですが、授乳中でも大丈夫とのことです。
接種できますよ。

授乳中の赤ちゃんに影響はないそうです。

まとめ

麻疹は大人もうつる病気で、しかも大人が感染すると子供よりも症状が重症化しやすく、約3割の人が呼吸器の合併症(気管支炎や肺炎)を起こすと言われています。

麻疹(はしか)にかかったことのない人、かかった覚えがない人、予防接種を受けていない人は、医療機関に相談してみましょう。