赤ちゃんの手足が特に真冬になると氷のように冷たく、靴下を履かせないと風邪を引いてしまうのではないと心配するお母さんは多いのではないでしょうか。

靴下を履かせなくて大丈夫なのでしょうか?
また、ホットカーペットを使用しても良いのでしょうか?

そこで、赤ちゃん手足が冷たい理由、靴下を履かせなくて大丈夫なのか、ホットカーペット必要なのか紹介します。

参考に慣れれば幸いです。

では本題に入りましょう。

赤ちゃんの手足が冷たい理由

特に真冬など、赤ちゃんの手足が氷のように冷たくなって心配するお母さんは多いようですが、これは普通のことです。
冷たいからといって異常なことではないので、心配する必要はありません。

赤ちゃんの手足が冷たい理由

なぜ手足が氷のように冷たくなっていても心配いらないのか、その理由を紹介しますね。

手足が冷たい理由は、「体温調節が未発達」だからなのです。
赤ちゃんは大人に比べて皮下脂肪が少ないため皮膚から熱が逃げて行きやすく、まだ自分で体温を上手に調整することができません。

体温調節が未発達なのは、新生児でも6か月の乳児でも、2歳の幼児であっても同じです。

そこで赤ちゃんは体温をうまく調節するために、寒い冬には体温を上げるために手足の血管を細くして血流を低下させ、深部体温が下がるのを防ごうとします。
また暑い夏には、体温を下げるために手足の血管を広げて深部体温が上がりすぎないようにしているのです。

このように赤ちゃんは、体全体を利用して体温調節を行っているのです。
あんな小さな体で赤ちゃんってすごいのです。

しかしお母さんが、ちょっと気にしなければいけない手足の冷たい時もあります。
それは次のような場合です。

熱があるのに手足が冷たい場合

熱を出している場合、赤ちゃんの手足はぽっぽっと熱くなっているのが当然のことですよね。
しかし、熱を出して頭や背中から汗を出しているのに、なぜか手足が冷たい時があります。

このように、発熱しているのに手足が冷たい場合には、次のような別の意味が含まれているのです。
それは、発熱しているけれどまだ熱が上がりきっていないということで、これからまだ熱が上がります。」というサインなのです。

熱があるのに手足が冷たいという症状は、特に急に熱が上がった時などになりやすく熱が分離している状態です。

この場合は、発熱していても体を冷やしたりしないで「保温」を意識しましょう。
温かくしてあげて、熱が赤ちゃんの全身に行きわたるのを待ちましょう。

徐々に手足が熱くなってきたら、今度は放熱のために少し室温を下げたり、かけていた毛布を一枚とったりすると良いでしょう。

赤ちゃんの手足の冷たさは、発熱時にも大きなバロメーターになってくれます。
これからは、赤ちゃんの様子と一緒に手足もしっかりチェックしましょうね。

赤ちゃんの手足が冷たい時は靴下を履かせる?

赤ちゃんの手足が冷たいからと言って、急いで靴下を履かせたりする必要はありません

寒そうだからという理由で、靴下を履かせて足先を温めると末端の毛細血管が弛緩して、そこから熱が逃げていってしまい体温調節が上手くいかなくなる可能性が出てきます。
これはどのようなことなのか、ちょっとイメージしてみましょう。

夏バージョン

暑い夏に、エアコンで常に24~25度の涼しい部屋にいると、大人でも上手に汗をかくことが出来なくなってしまいます。

汗をかくということは体温を下げることです。
体温を下げることが上手くできないということは、熱中症にかかりやすくなってしまうことになります。

涼しい部屋の中にいたのに熱中症になってしまったということを耳にすることがありますが、こういうことなのです。

冬バージョン

寒い冬に、必要以上に身体を温めていると、大人でも寒さに順応できなくなってしまいます。

寒くても、暖房や厚着はほどほどにすべきということです。

赤ちゃんは手足をよく口に持っていき、それで遊んだりします。
素手や素足でいろんなものに触れることで、赤ちゃんの脳は刺激されて発達していくのです。

さらに素足は、赤ちゃんのたっちやあんよなどの成長や、土踏まずの形成を促すことになります。

 

しかし、このようなことを聞いても「赤ちゃんの手足が氷のような冷たさでは心配。」というお母さんは多いかもしれません。

それでもやっぱり心配と思う時は、次のことを確認してみましょう。

心配がいらない状態のポイント

手足が冷たくても、身体が暖かければ心配がいらない状態です。

身体が暖かいかどうかの判断は手足ではなく、背中やお腹などの洋服に覆われている所を触ってみましょう。。
背中やお腹が暖かければ大丈夫です。心配する必要はありません。

 

では、外出する時はどうしたらいいのでしょう。
まさか外出時も素足でとは言いませんよ。

外出は室内とは違い寒さはとても厳しいので、外出時は赤ちゃんに靴下を履かせましょう。

外の冷たい空気で身体はどんどん冷えていきます。

自分で身体を動かせない赤ちゃんには外出時に靴下は重要です。
靴下だけでなく、帽子などでも体温調節してあげましょう。

 

靴下代わりに、足先まであるカバーオールやジャンプスーツは便利です。
そして室内でも、外出の時にも使えるベビー用のレッグウォーマーはおすすめです。

赤ちゃんにホットカーペットは必要?

ホットカーペットは、体の芯まで温まる暖房器具として大人気です。

しかし赤ちゃんがいる家庭では、ホットカーペットは低温やけど、脱水症、熱中症などのリスクがあるのでおすすめできません。

 

大人にとって、ホットカーペットの上でのお昼寝はぽっかぽかで最高です。
しかし、赤ちゃんをホットカーペットの上でお昼寝させることは絶対にNGです。

「だったら、お昼寝でなかったらいいでしょう。」と言いたいくなりますよね。
その気持ちはわかるのですが、これもNGなのです。

6か月未満の赤ちゃんなどは起きて遊んでいたとしても、ハイハイもまだできないので基本的にずっと同じ場所で遊ぶことになります。
これは起きていても寝ているのと同じことなのです。

ホットカーペットの上で同じ場所にずっといる場合は、「低温やけど」を心配する必要があります。

赤ちゃんが活発に行動できれば大丈夫?

「ハイハイも盛んで、アンヨも上手にできる場合はOK?」、「その場でじっとしていなければいい?」と考えるお母さんがいるかもしれませんが、このような場合でもホットカーペットのスイッチは一度切ることをおすすめします。

 

ホットカーペットの上でおもちゃ遊びに熱中している場合など、温度調節を「低温」にしていても知らないうちに深刻な熱中症になってしまうリスクがある、ということを忘れないでください。

赤ちゃんの体との接触面を工夫すれば大丈夫?

「赤ちゃんの体との接触面を工夫すれば大丈夫?」って思っちゃっても不思議ではありません。

低温やけどを避けるためにホットカーペットの上に布団を敷き、その布団に寝かせて上に毛布または掛け布団をかけたりしたら、赤ちゃんの体温はどんどん上昇してしまい熱中症になってしまう可能性があります。

では、「ホットカーペットのスイッチ切ってから上に布団を敷くのなら大丈夫?」この場合も安心と判断してはいけません。
この場合も脱水症状のリスクがあると理解しましょう

 

いずれにしても、赤ちゃんがいる家庭での、真冬のホットカーペット使用はNGです。

 

こちらの記事も参考にしてください。
赤ちゃんにとって冬に最適な暖房器具と室内温度 夜寝るときにも必要?

まとめ

赤ちゃんは、手足を上手に使って体温調整をしているので、家の中で手足が冷たいからと必要以上に身体を温めることは、発育に悪影響が出ることも考えられます。

手足が冷たくても背中やお腹が温かければ大丈夫です。

ただし、外出の時はしっかり防寒してあげましょう。

また、大人に大人気のホットカーペットですが、赤ちゃんはNGです。