戦場ヶ原の秋に見逃せないのが、朝霜に覆われた早朝の光景と草紅葉やカラマツなどの黄葉の美しさです。
湿原一帯が真っ白く染まる中、ところどころに色鮮やかな紅葉や黄葉が姿を見せる様は、幻想的で神秘的で時を忘れてしまいそうな朝だけの絶景です。

そこで、戦場ヶ原の幻想的で神秘的な朝霜と色鮮やかな紅葉の見ごろ、アクセスや駐車場、散策した後の立ち寄りスポットについて紹介します。

戦場ヶ原の朝霜と紅葉の見頃

戦場ヶ原に初霜が観測されるのは、例年9月下旬~10月上旬です。
幻想的で神秘的な朝霜はこの期間に見られます。

色鮮やかな紅葉はまず草紅葉から始まります。
例年9月下旬~10月上旬です。

その後、カラマツの黄葉となります。
例年10月中旬~下旬です。

そして真っ赤なもみじなどの紅葉は、10月上旬~中旬です。

■戦場ヶ原の場所
住所    栃木県日光市中宮祠
TEL    0288-22-1525(日光市観光協会)

■開放時間  常時開放

■駐車場   あり(無料)

戦場ヶ原とは

戦場ヶ原は、約14,000年前の男体山の噴火で湯川がせき止められできた湖だったのですが、湖の上に堆積物が積もって湿原化しました。
日本屈指の高層湿原です。
奥日光の標高1395mの地に面積約400haにわたって広がる湿原です。

湿原には、有名なワタスゲやレンゲツツジなどの他に350種類にも及ぶ高山植物が自生していて野鳥も数多く生息しているので、植物観察や野鳥観察を目的に訪れる人が多いところです。
自然研究路も整備されていて、展望台から湿原が一望できます。
自然研究路の木道以外は、環境保護のため立ち入り禁止となっているので注意しましょう。

戦場ヶ原の由来

戦場ヶ原という地名の由来は、山の神がこの湿原を舞台に争いを繰り広げたという神戦伝説「戦場ヶ原神戦譚」と呼ばれる伝説からきています。
神代の昔、下野国(栃木県)男体山の神と、上野国(群馬県)の赤城山の神が、中禅寺湖を巡る領地争いで対立し、男体山の神は大蛇に、赤城山の神は大百足に化けて戦った場所がここ戦場ヶ原だったといわれています。

この戦いは、大蛇(男体山の神)が劣勢に立たされたのですが、弓の名手の小野猿丸という男に助太刀を依頼し、猿丸の射た矢が大百足(赤城山の神)の右目を射抜き、大蛇(男体山の神)の勝利に終わったとされています。

戦いがあったところが戦場ヶ原
大百足の流した血がたまったのが赤沼
勝負が付いたのが菖蒲ヶ浜
勝利を祝ったのが歌ヶ浜

と呼ばれるようになったと言われています。

戦場ヶ原へのアクセスと駐車場

■電車利用の場合
・浅草駅(東武特急スペーシア「けごん」)約1時間50分 → 「東武日光駅」下車
・浅草駅(東武特急スペーシア「きぬ」)約1時間50分 → 下今市駅(東武日光線)→ 「東武日光駅」下車
・東京駅(JR東北新幹線「やまびこ」)約1時間25分 → 宇都宮駅(JR日光線)→ 「JR日光駅」下車

●「東武日光駅」「JR日光駅」からバス利用の場合
東武日光駅・JR日光駅(東武バス 湯元温泉行き)約1時間6分 → 三本松下車 → 戦場ヶ原展望台まで

■車利用の場合
東北道 宇都宮IC → 日光宇都宮道路経由 → 清滝IC → 国道120号でいろは坂を経由 → 戦場ヶ原

■戦場ヶ原の駐車場
戦場ヶ原の赤沼茶屋の裏手の県営赤沼駐車場(無料)や県営の有料駐車場もあります。
また、竜頭の滝周辺に臨時を含め4ヶ所ほど無料の駐車場があります。

紅葉シーズンはいろは坂や華厳の滝周辺、中禅寺湖の周りは平日でも渋滞します。
ということは、駐車場もかなり早い時間に到着しないと満車になる可能性があるということです。

戦場ヶ原の赤沼茶屋の裏手の県営赤沼駐車場(無料)は、休日などの混雑する日は朝の7時には満車になってしまうこともあるようです。

人より一歩先を行くことが紅葉を思う存分楽しむ秘訣です。
なにより早朝の戦場ヶ原は幻想的で神秘的で最高です。
太陽が昇る前にいろは坂を通過することをおすすめします。

できればここに停めたい2つの駐車場を紹介しますね。

【赤沼駐車場 無料 】
栃木県日光市中宮祠

【三本松園地駐車場 無料】
栃木県日光市中宮祠

戦場ヶ原周辺のおすすめ立ち寄りスポット

戦場ヶ原を散策した後の立ち寄り先は、ぜひ紅葉の名所として知られている「竜頭の滝」と日帰り入浴&ランチができる「中禅寺金谷ホテル」をおすすめします。

竜頭の滝(りゅうずのたき)

竜頭の滝は奥日光三名瀑の一つで、紅葉の名所です。

男体山の噴火で出来た岩場を流れ落ちる渓流瀑は幅約10mです。
大岩を境に二分する流れの様子が竜の頭に見えることから「竜頭の滝」と名が付いたと言われています。

モミジやシナノキなどが赤や黄色に色づく紅葉時の艶やかな景観は必見です。

住所   栃木県日光市中宮祠
TEL   0288-22-1525(日光市観光協会)
開放時間 常時開放
駐車場  あり(無料)

中禅寺金谷ホテル

中禅寺金谷ホテルは中禅寺湖畔にたたずむカナディアンテイストのホテルです。

■日帰り温泉「空ぶろ」
ホテル自慢の「空ぶろ」温泉は日帰り利用が可能です。
紅葉が彩る名湯で至福のひと時をすごしましょう。

【営業時間】
13:00~15:00
【休業日】
無休
【料金】
中学生以上 1,300円
小学生   600円
【駐車場】
50台(無料)

■コーヒーハウス ユーコン
住所   栃木県日光市中宮祠2482
TEL   0288-51-0001

ホテルから徒歩約7分にある「コーヒーハウス ユーコン」で一番のおすすめは、大正時代(初期)のレシピを基に再現したレトロな味わいのカレー「百年カレー(5種)」です。
甘みがあり、若干の酸味を感じ、辛みが残る中辛口カレーです。

・ビーフカレー(1,750円)
・チキンカレー(1,750円)
・鴨カレー(1,750円)
・野菜カレー(1,750円)
・プレミアムヤシオマスカレー(1,750円)

【営業時間】
10:00~16:00
9:30~16:00(10月7日~)
営業は11月25日頃まで
【休業日】
水曜日(祝日の場合は営業、8月・10月は無休)

まとめ

早朝だけの絶景、紅葉と朝霜が織りなす「幻想的な戦場ヶ原」を訪れてみましょう。

戦場ヶ原は標高が1395mなので、首都圏より6~7℃気温が低いので、紅葉の時期は朝晩とても寒いです。
長袖の上にダウンジャケットなどの上着やマフラー、手袋を忘れずに持って行きましょう。

冷えた身体は日帰り温泉で温めて、レトロな味わいのカレー「百年カレー」を味わってくださいね。